工事に関わる専門職人が1日仕事をした時にかかる人件費単位を「人工」といいます。
1人の職人が1日で行う作業が1人工という単位となります。それに人件費単価を掛けて人件費算出を行います。
解体工事では、例えば1人工20,000円単価の解体工が5日かかる作業のあった場合、5人工×20,000円=100,000円が人件費の原価になります。その場合は、1人の職人が5日作業しても5人の職人が1日作業しても費用は同じなので、工事業者が工期により調整します。半日の場合は「0.5人工」「半人工」と表されることもあります。
人工や人件費単価には明確な決まりは無く、職人の能力や工事業者の単価設定により異なります。そのため、複数の業者から見積りをとる場合は人工の項目で比較することもできます。