基礎ぐい(きそぐい)

構造

基礎ぐいとは、地盤に杭を打ち込み補強した上で基礎を作り上げる工法を言います。軟弱地盤など、地盤が建築物・構造物の重さに耐えられないような時に採用されます。建築物・構造物の荷重は杭を通じて地盤に伝わり、しっかりと支える仕組みです。杭の種類は木やコンクリートや金属などさまざまで、地盤の状態などによって使い分けられます。

解体工事の際は杭抜き工事を行う場合もあります。杭抜き工事は任意ですが、更地にする場合は工事をするのが一般的です。一方、住宅などの建て替えをする時は杭を抜かずそのまま利用するケースもあります。なお、解体業者に杭抜き工事を依頼した場合は解体費用が高くなることに注意が必要です。費用を抑えるために杭のカットという手段もありますが、地価の下落やその後の撤去が難しくなるなどのデメリットが生じます。

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