物を真横から見た図のことを「側面図」といいます。例えば四角形の立体の場合は、四面分の側面図を作成して立体の形状を表します。主に家具や機械設備など、移動可能な立体物に関する図面で多く使われる名称です。
建築図面では「立面図」と「展開図」という名称に分けて作成されています。立面図は建物外観の側面図で、建物の高さや屋根の形状、外壁の仕上げなどを図面に表しています。また、展開図は建物内部の側面図で、室内から見た窓の位置や天井の高さや壁のし上げ、装飾などを表します。
立面図と側面図は解体工事の際、解体する建物の状況をより詳細に把握するために用いられています。