棹(さお)はタンスや長持などを数える際に使用される単位です。
江戸時代では棹を通し担いで運べる形状の長持ちが主流でした。同時期に普及し始めたタンスにも同様の構造を取り入れられたことが、タンスや長持を棹と数える由来となったそうです。
また、羊羹を数える際にも棹という単位が使用されます。羊羹の場合は棒状の菓子が棹物と呼ばれることに由来しているようです。
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