それぞれの部材が耐えられる応力(抵抗力)の限界点のことを「許容応力度」といいます。
建物には積載荷重・地震力・風圧力・積雪荷重などさまざまな外圧がかかりますが、その外圧で生じる応力に対してそれぞれの部材の許容応力度が上回る場合に安全と判断されます。
解体工事では、建物の一部を解体する場合などに許容応力度が関係します。一部解体することで建物全体で想定していた応力のバランスが変わり一部の柱に過剰に力がかかってしまい、当初想定していた許容応力度を超えるおそれがあるためです。
ご自宅の許容応力度を知りたい方は、建築士へ相談してください。