足固め(あしがため)

構造

足固めとは、基礎づくりに用いられる部材の一つです。寺社仏閣などの伝統的な建築で用いられる石場建足固め構法や独立基礎の強度を上げるために使われるほか、床下で礎石の上の柱と柱を水平につなぐ用途で使われます。

基礎以外で柱と柱をつなぐ補強材を貫と呼び、足固めも貫構造のひとつです。

今日の住宅ではコンクリートで基礎を作る布基礎やベタ基礎が主流となり、足固めではなく柱と柱を斜めに支える筋交いで建物の強度を上げています。

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