袋のように出入口が一ヶ所しかなく通り抜けのできない幅の狭い道路で、道路のまわりが建物や塀で囲まれている道を「袋小路」といいます。
細い道で先が行き止まりになって抜け出せなくなる状況は「袋小路に入る」といい、窮地に追い込まれた際の慣用句としても使われています。
袋小路に建つ建物を解体する際は重機の搬入ができないため、手壊し解体になる可能性があります。その場合は工期がかかり費用も高額になるおそれがあるので注意が必要です。
また、重機の搬入が可能であった場合でも工事の際に道路を塞いで周辺へ不便をかけるおそれがあるため、周囲の敷地の方への周知や安全対策を特に配慮する必要があります。