建築工事の現場において、足場を壁などにつないで固定することやその際に使用する金具を「壁つなぎ」といいます。
一定規模以上の解体工事では建物の周囲に足場をぐるりと設置しますが、その際に建物へアンカー孔を開けて壁つなぎにて固定するのが一般的です。
壁つなぎが無いと、地震や強風などで足場が崩壊する危険があるため壁つなぎはとても重要です。
労働安全衛生法では足場と壁つなぎの設置基準が定められており、設置する際は資格者が行うことと定められています。また、既存の建物にアンカー孔を開ける工事となるため、騒音対策や安全対策が必要です。