素掘りとは、地面や斜面を掘削する際に山留めや土留めなどの処置を行わずに作業することをいいます。
オープンカットや法付きオープンカット、空堀りと呼ばれる場合もありますが、素掘りは根切りが浅い時や地盤が強固で崩壊の危険が低い場合など、現場の状況によっては採用されています。なお、現場によっては重機だけでなく、人力で作業を行うことがあります。
解体工事では主に土留め・山留めを行なった上で作業を進めます。素掘りで作業を進めるケースはほとんど見られませんが、整地作業と共に雨水が周りの道路に流れでない対策として素掘りで側溝を作ることがあります。