建物を建てる際に基礎を支える地面のことを地盤といいますが、そのうち人工的につくられた地面を「人工地盤」といいます。
人工地盤は自然の地盤とは異なり鉄筋コンクリートにより強固で平らにつくられていることが特徴で、崖地に建物を建てる際に用いられます。
特に都市部では土地利用のための大規模なものが多く、沿岸の埋立地や都市の駅前にある大規模な歩道も人工地盤と呼ばれています。
人工地盤のある土地で解体を行う際は解体方法について事前に調査する必要があり、建物のみなのか人工地盤まで取り壊すかや、人工地盤を解体後再建するかの判断が必要になります。