産業廃棄物とは事業活動によって発生した廃棄物のことで、廃棄物処理法により規定された計20種類をさします。
解体工事の際にでる廃棄物は産業廃棄物にあたり、処理については「廃棄物処理法」と呼ばれる法律によって定められているため、処理には都道府県の許可が必要です。解体業者が許可を持っていない場合は、産業廃棄物収集運搬の許可を持っている業者へ別途依頼することになります。
また、廃棄物処理法で指定されていないゴミのことを一般廃棄物と呼びます。解体の際に建物内に残された粗大ゴミなどの残置物は一般廃棄物に該当し、処分には産業廃棄物とは異なる許可が必要になります。