個人や法人など、国や地方自治体以外が維持管理を行っている道路を「私道」と呼びます。
私有地などの一部または全部を道路化したもので、維持や管理についても個人や法人が行いますが、地域のコミュニティで維持管理を行う場合があります。私道と区別するために、国や地方自治体が維持管理を行っている道路全般を公道と呼びます。
解体工事で私道を利用することも珍しくありませんが、基本的に使用許可が必要です。使用許可を取っていなかった場合、私道の所有者とトラブルになる可能性も否定できません。例えば重機が私道を通過した際、路面を破損させることがあります。このようなトラブル防止のためにも、私道の所有者・管理者に許可を得るのが一般的です。