解体工事で生じた廃棄物を手作業でトラックに積み込むことを「手積み」と呼びます。
現在の解体工事では重機を使用するケースが一般的ですが、解体現場の敷地が狭い・周辺道路が狭いなど理由から重機が入れない場合は、作業員が手作業で建築物の解体を行います。
この作業を「手積み」と呼び、近隣に駐停車してあるトラックと現場の間を何回も往復しながら作業を行うため工期が長期間に及び、解体工事費用も高くなる傾向があります。
また、現場によってはアスベストを除去する際にも手積みが行われます。アスベストが飛散しないように作業員が慎重にトラックまで運搬しますが、場合によっては袋に詰めた状態で運ばれます。