都市部において木造の建築物が密集している地域を「木密地域」といいます。「木造住宅密集地域」を略した名称です。
木密地域は、災害時に大規模火災を起こす可能性や倒壊によって避難路が塞がれる危険性が高いため、近年は防災の観点から老朽化した建物の建て替えが促進されています。
木密地域内の老朽化した建物を解体する場合には解体資金の助成金制度などを活用することができますので、事前に支援策を確認しておくことが必要です。また、解体工事を行う際には極小な敷地での作業になるため、近隣の建物や道路への配慮が特に必要です。