遣り方(やりかた)を利用して基準となる「水平面」を決める作業のことを「水盛り」といいます。
遣り方に付けた印に釘を打ち、「水糸(みずいと)」と呼ばれる丈夫な糸をくくりつけてピンと張り、基準となる建物の中心線と水平ラインを示します。
水糸は水縄(みずなわ)と呼ばれることもあり、水平ラインを計測する機器が無かった時代に液体の水面が水平になる原理を利用して水平を測っていたことに由来します。
現在はレーザー水平器などの機器が使って水盛りを行うことが多くなっています。
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