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板を一枚おきにずらして凹凸に張る「大和張り(やまとばり)」を施した板塀のことを「大和塀」といいます。
塀の裏表交互に縦板を張り、その間に横桟を通す構造が一般的です。その横桟の厚み分の隙間が生じるため、通気性が確保できます。また、視線を遮るプライバシー性と通気性を併せ持つ合理的な構造になっています。
規則的な凹凸の板張りはデザインとして好まれる場合も多く、近年は木製だけでなくアルミ製やプラスチック製の大和塀も販売されています。
大和塀はコンクリート塀やブロック塀よりも軽量なので、解体や補修が比較的容易な構造です。
