圧砕機(あっさいき)

基本用語

圧砕機とはショベルなど重機の先端部に取り付けて使用する道具の一つで、主に解体工事の現場で使用されています。

クラッシャーと呼ばれることがありますが、圧砕機本体はハサミのような形状をしており、岩やコンクリートの塊を挟み込んで砕くことができます。圧砕機は鉄筋コンクリート造の建築物を解体する際に使用される反面、木造建築物の解体で使われることはほとんどありません。

圧砕機は大割機と小割機の2種類があり、対象物の大きさや用途によって使い分けられています。

一般に大割機はコンクリート壁を大きく砕いたり、根本に付いたカッターで切断したりします。一方の小割機は、大割機で砕いたコンクリートなどをさらに細かくするために使用されます。なお、圧砕機を用いて解体する工法を圧砕解体工法と呼ぶ場合もあります。

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