プレハブ工法（ぷれはぶこうほう）

2021年03月18日基本用語

「プレハブ工法」とは、骨組みや壁などの建築部材を工場であらかじめ生産しておき、現場で組み立てる建築工法です。低コスト・短納期で高い品質を実現する工法として、現在では日本のハウスメーカーのほとんどで採用されています。

主に軽量鉄骨造が用いられる一般住宅は「プレハブ住宅」と呼ばれます。

プレハブ工法は4つに大別され、構成部に木材パネルを使用する「木質系」、鉄骨フレームや木材パネルで構成された箱を現場で連結させる「ユニット系」、構成部に鉄骨を使用する「鉄骨系」、プレキャストコンクリートパネルを現場で組み立てる「コンクリート系」があり、解体費用も異なります。その中でもコンクリート系は丈夫なコンクリート製であることから、解体費用も割高になります。

また、アスベストが含まれていたり重機が使えず手壊しが必要になったりするような場合は、追加費用が発生する可能性があります。特に古いプレハブではアスベストが使われていることが多いため、注意が必要です。