建物を支えている主要な構造躯体を解体する行為を「躯体解体」といいます。
躯体とは、建物の杭や基礎・柱・梁・筋交い・屋根などの骨組みを指しており、内外装の仕上げ材や設備機器などを除いた部分です。
解体工事では木造・鉄骨造・コンクリート造など建物の構造によって躯体の種類が異なり、解体の難易度が大きく変わります。特に鉄骨やコンクリートの躯体は非常に頑丈な構造であるため難易度が高く、その分費用が高額になる傾向にあります。
また、躯体解体には騒音や振動が伴うため、安全性や近隣への配慮が必要となります。