C工事とは工事区分の一つで、商業施設やオフィスビル等に入居するテナントが発注する工事全般を指します。
物件オーナーの了承や許可が必要な工事ですが、工事そのものの発注と費用の負担はテナント側にあり、この点が発注・費用負担ともオーナーにあるA工事やB工事と異なります。
C工事に該当するものは主に内装関連にあたり、テナントが使用する設備や什器類の設置や電話・インターネット回線の開設工事などが該当します。建築物や他のテナントに影響がなく、入居するテナント内に影響が及ぶ工事がC工事です。
また、原状回復工事・内装解体工事もC工事に含まれます。内装の解体や原状回復の工事発注・費用負担はテナント側となるため、退去時は注意が必要です。