旗竿地(はたざおち)とは、道路に面している部分が細い路地状になっていて、奥に開けた場所がある土地のことをいいます。細長い通路の先に家がある土地をイメージするとわかりやすく、別名で敷地延長と呼ばれることもあります。図面で見たときの形が竿のついた旗に似ていたことが名称の由来です。
旗竿地は住宅密集地を効率的に分割するための形状であるため、都市部に多く見られるのが特徴です。道路に面している部分が狭く敷地そのものも狭い場合が多いため、旗竿地の解体は通常より難しいといわれています。
また、トラックや重機が敷地に入りづらいため、手作業で解体しなければならない場合があります。