自宅のブロック塀の撤去を検討しています。
解体する予定の建物にアスベスト(石綿)が含まれている場合は費用が高額になると聞いたので、ブロック塀にアスベスト(石綿)が含まれていないか知りたいです。
目次
コンクリートブロックにアスベスト(石綿)は含まれていません。
ブロック塀はコンクリートブロックから作られていますが、ブロック塀を設置する際はモルタルや鉄筋などしか使用していないため、アスベスト(石綿)が含まれていることはありません。
コンクリートブロックにアスベスト(石綿)は含まれていませんが、仕上げ材や塗料にアスベスト(石綿)含有の製品が使用されている可能性はあります。
1960年代から2005年までに販売された塗料の中には製品自体にアスベスト(石綿)を含んだ製品もあり、その時期にブロック塀に塗装などが行われている場合にはアスベスト検査が必要になることがあります。
アスベストの検査・調査については、以下の記事で詳しく紹介しています。
アスベスト(石綿)は耐火性や断熱性が高いことなどから屋根や外壁、断熱材や内装材といった部分に使用されてきましたが、建物の中でも屋根や外壁などは、アスベスト(石綿)が使用されている可能性が高いといわれています。
現在ではアスベスト(石綿)の使用が完全に禁止されていますが、2006年以前に建築された建物についてはアスベスト(石綿)が使用されている可能性があります。
そのため、2006年以前に建築された建物を解体する際には事前にアスベスト調査をお願いされる可能性もあるようです。
ブロック塀の倒壊危険度の判断基準には、年数や高さなどがあります。
特に古くなったブロック塀は構造上の問題から倒壊の危険性があるため、撤去を推奨されることがあります。
また、建築基準法で定められた基準を満たさないブロック塀は解体する必要があります。
ブロック塀の倒壊危険度の判断基準やブロック塀の流れや費用相場については、以下の記事を参考にしてください。
ブロック塀を解体する際の費用の全額、または一部を補助金や助成金として支給している自治体も多いようです。
対象となるのは倒壊の危険があるブロック塀や古くなったブロック塀などで、一定の条件を満たせば補助金や助成金を受け取ることができます。
自治体によってはブロック塀を撤去した後のフェンスや生垣の設置費用など対しても補助金や助成金を支給していることもあるようです。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
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