解体工事の見積もり書が税抜き価格で表記されていたのですが、違法ではないのでしょうか?

  よくある質問

解体工事の見積もり書を受け取ったのですが、各項目の費用が消費税抜きで記載されています。このような表記の仕方は違法ではないのでしょうか?

消費税が加算された費用を記載した見積もり書を再度作成してもらえないかと依頼するべきでしょうか?

税込総額表示が義務化されているため、税抜き表示で記載がある場合は再度業者側に総額表示での見積もり書作成を依頼してください。

税込総額表示が義務化・税抜表示だった場合の対処法について

2021年より税込総額表示が義務化されている

2021年3月にこれまでの「消費税転嫁対策特別措置法」が終了し、現在では税込価格での表示が義務づけられています。

罰則等はないものの、見積もり書の金額が税抜き表示で記載されている場合は、再度見積もり書の作成依頼をすると良いでしょう。

「総額表示義務」に対応した表記方法の例

総額表示義務に対応した表記の例は以下の通りです。

  1. 5,500円(税込)
  2. 5,500円(税抜き価格5,000円)
  3. 5,500円(うち消費税額等500円)
  4. 5,500円(税抜き価格5,000円・消費税額等500円)
  5. 5,000円(税込5,000円)

上記のような表記方法であれば問題はありませんが、見積もり書に価格を記載する際には施主側に分かりやすいよう、消費税込みでの記載が望ましいといえるでしょう。

見積もり書の正しい見方の詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。

\ 見積もり後のお断りも大丈夫 /

この記事のライター

解体エージェント 編集部

こんにちは、解体エージェント編集部です。「最適な解体業者との架け橋に」をコンセプトに、解体工事をトータルでサポートする解体エージェント。コラムでは、業者の選び方や工事前後の手続き、気になる解体工事の費用相場まで、解体工事にまつわる皆さまのさまざまな疑問にお答えします。解体工事の専門アドバイザーによる有益で信頼できる情報をお届けしますのでぜひ参考にしてください。

解体エージェントを使う理由

  • 業界10年のベテランアドバイザーがサポート
  • 丁寧な対応で業者とユーザーのトラブルを防げる
  • 遠隔でも大丈夫!工事完了まで立ち会いなしでも解体可能

よく読まれている記事

浄化槽の汲み取り料金の費用相場はいくら?解体工事前の浄化槽撤去作業や費用などについても紹介

2022年04月05日

住宅の解体工事を行う際には、解体工事の前に浄化槽の汲み取りが必要です。 汲み取りを行わないまま解体工事をしてしまうと溜まった生活排水が地下に流れ出てしまい、地下水や土などに悪影響を与えてし...

続きを読む

建材に含まれるアスベストの有無を築年数・築何年から調べる方法はありますか?

2022年04月05日

建物の解体を検討しているのですが、建材にアスベストが含まれていた場合は解体費用が高額になると聞いたため、アスベスト含有の有無を自分で調べる方法が知りたいです。 アスベスト含有の有無は建物の築年...

続きを読む

【プロが解説】駐車場解体の費用相場と解体工事の流れ

2021年04月23日

家屋の解体工事は一般の方でも何となくイメージできると思いますが、駐車場の解体工事となるとイメージできる方が少ないのではないでしょうか。 駐車場にはアスファルトやコンクリートで舗装されただけの...

続きを読む

0120-078-079 平日 9:00~18:00 無料の解体一括見積もり