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解体を検討している建物の種類はなんでしょうか？

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自宅の壁を壊して改装しようと思うのですが、解体業者に依頼をせずにDIYをする予定です。

DIYで壁を壊す際の注意点などがあれば知りたいです。

壁は建物を支える大切な部分になりますので、DIYを行う前に壊して問題ないかを確認するようにしてください。

壁を安易に壊すのは危険！

建物の壁の中には「耐力壁」と呼ばれる壁があるため、DIYで壁を壊すのは危険です。耐力壁は、建物を維持する大切な役割を果たしている壁です。

万が一耐力壁を壊してしまうと、地震などの災害時に建物が倒壊するなどの危険性もあります。

DIYなどで壁を壊す際には、必ず壊したい壁が建物の構造上どのような役割を担っているかを確認する必要があります。

ただし壊したい壁の役割を正確に把握するには、建物や耐震構造に関する知識が必要です。

そのため、容易に壁を壊すことで建物自体を壊してしまう可能性もあるので注意が必要です。

DIYで壁を壊す際の注意点

DIYで壁を壊す際には、設計図による確認や廃材処分など注意点が多くあります。

ここでは、DIYで壁を壊す際の注意点を紹介します。

DIYの前に必ず図面の確認を行う

DIYで壁を壊す際には、事前に必ず図面の確認を行うことが大切です。

家の中の全ての壁が重要な役割を担っているわけではないため、まずは建物の図面を確認して壊して良い壁なのかを判断すると良いでしょう。

ただし建物の設計図や図面を見ただけでは判断が難しいことがあります。

耐力壁の表記方法なども図面によって異なっていることが多く、最終的には設計士などに判断を仰いだほうが良いこともあります。

廃材処分費に注意

DIYで壁を壊す際は、廃材処分費に注意が必要です。

DIYで壊した壁から発生した廃材は、建築リサイクル法に基づいた適切な方法で処分する必要があります。

壁に使用されている建材によっては廃材処分業者に処分を依頼する必要があるため、DIYで壁を壊すことで費用が割高になるケースもあります。

また、DIYであっても石膏ボードなどはアスベストが含まれている可能性があるため、一般ゴミとして処分することはできません。

このようなことから、廃材処分費を抑えるためにも事前に廃材の保管や処分方法を調べておくことが大切です。

耐震構造に影響を与えることもある

DIYで壁を壊す際は、耐震構造に影響を与えるかどうかも考慮する必要があります。

建物の構造によっては、壊したい壁自体が耐震設計上重要な壁として計算してあるケースもあります。

耐震設計上の重要な壁を壊してしまうと建物全体のバランスが崩れてしまうため、耐震構造に影響を与えることもあります。

また、木造などの建物で図面が無い場合には壁を壊してみないと重要な壁かどうかの判断が難しいこともあります。

そのため、容易に壁を壊してしまうと直せなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

壁を壊す場合も解体業者に依頼した方が安全で安心

建物の構造上、壁は重要な役割を担っている場合もあるため、壁を壊す場合は解体業者に依頼した方が安心といえるでしょう。

容易に手を出してしまうと建物倒壊の危険性が増すほか、耐震性に影響を及ぼすこともあります。

壁の構造をプロの目線でチェックしてくれる

解体業者は、壁の構造をプロの目線でチェックすることができます。

建物の図面を確認し、壊しても良い壁なのかどうかを正確に判断してくれます。

また、壊してはいけない壁の場合には壊さずに別のリフォーム方法を提案してくれることもあります。

時間と手間がかからない

最近ではセルフリノベーションが流行っていますが、建物の壁を壊す際には予想以上に時間と手間がかかります。

しかし解体業者に依頼した場合は数日で作業が終わりますので、その分時間と手間を抑えることができます。

解体業者に依頼した方が費用が安く済むことも

費用面に関しても、解体業者に依頼した方が安く済む場合があります。

特に壁を壊した際に発生する廃材の処理費などは高額になることもあるため、壁を壊す壊す作業から廃材の処分まで一括して解体業者に依頼した方が良いでしょう。

また、解体業者に依頼をする際には小さなリノベーションであっても複数の業者から見積もり書を取得し、比較検討することが大切です。