解体工事終了後、近隣住民から家の壁に傷がついていると言われました。
施工業者に伝えたところ解体工事が原因ではないと言われてしまい、対応に困っています。
このような解体工事のトラブルの際、相談できる第三者窓口などはあるのでしょうか?
解体工事でトラブルが発生した場合は、消費者生活センターに相談しましょう。
解体工事はトラブルが発生しやすい工事といわれています。特に近隣住民とのトラブルの際は、損害賠償請求や弁償請求などが発生する可能性があります。
トラブルが発生した際の対処方法は、解体工事業者との契約内容や損害賠償保険への加入の有無などによって異なりますが、解体工事業者がトラブルに対処することが一般的です。
しかし契約内容に損害賠償保険が含まれていない場合は、業者側が対応してくれないケースもあります。
そのような場合は消費者生活センターに相談をしてみると良いでしょう。
消費者生活センターでは原則として無料で相談に乗ってもらうことが可能です。
ただし消費者生活センターでは解決できない事案については、弁護士を紹介されることが一般的です。
消費者ホットライン(全国)電話番号 0570-064-370
解体工事で発生したトラブルについて、弁護士に相談をすることも可能です。
先述の通り、近隣住民との間にトラブルが発生した際の業者側による対応方法は、契約内容や損害賠償保険への加入有無によって異なります。
特に契約事項などに関しては素人ではわからないことが多く、解体工事で発生したトラブルであっても、契約内容や損害賠償保険の対象となる範囲などを判断することは難しいでしょう。
このような場合は消費者生活センターに相談することも可能ですが、どうしても解決ができそうにない場合は弁護士に相談する方が早い場合もあります。
その際は、弁護士の中でも建設業界についての知識が豊富な弁護士に相談すると良いでしょう。
解体工事でトラブルが発生した場合は、弁護士ドットコムを活用しても良いでしょう。
弁護士に相談するとなるとハードルが高く感じる方も多いと思いますが、インターネット上で弁護士に直接相談ができる弁護士ドットコムで相談することが可能です。
また、弁護士ドットコムの掲示板には過去の相談事例などが掲載されているので、解体工事に関するトラブルの解決方法を検索してみるのも良いでしょう。
各自治体に設置されている法テラスも、トラブルの際に無料で法律相談を受け付けています。
トラブルの相談内容に合わせてどのような機関が対応してくれるのかや、対応方法などを教えてくれます。
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