解体工事の騒音に困っています。どこに苦情を言えば良いでしょうか?

  よくある質問

 自宅周辺の解体工事の騒音がとてもうるさくて困っています。

もう少し静かに作業をして欲しいのですが、どこに苦情を伝えれば良いのでしょうか?また、法律的にこのような騒音は問題ないのでしょうか?

解体工事の発注主に苦情を伝え、業者側へ苦情の内容を伝えてもらう必要があります。

解体工事の発注主に苦情を伝え、業者側へ苦情の内容を伝えてもらう

発注者から業者側に伝えた方が騒音対策をしてもらえる可能性が高い

解体工事で発生する騒音を減らすためには、養生方法の変更や工事方法を変更する必要があります。

しかし養生方法の変更などは発注者である施主に権限がありますので、まずは発注者に騒音対策をしてもらうように伝えましょう。

また、これらの方法を変更するにあたり発注者側に追加費用が発生する可能性もあります。

そのため、直接業者に騒音対策のお願いをしても聞いてもらえない可能性もあり、そのようなことからも発注者に先に苦情を伝える方が良いでしょう。

しかし騒音対策を行うかどうかは、最終的に発注者側の判断となります。

騒音の原因である重機を使う作業は数日で終了する

解体工事の騒音は重機が原因で発生している可能性が高く、基本的には数日で終了します。

そのため、そのまま苦情を申し立てずに過ごすというのも一つの手段です。

業者側に対策を求めることができる騒音レベルとは

解体工事では、騒音規制法・振動規制法の基準を超えていれば、発注者や業者に正当な理由で騒音対策を求めることができます。

騒音は85db(デシベル)、振動は75dbが基準レベルとなりますが、数値が不明である場合は携帯のアプリなどを活用すると良いでしょう。

また、騒音や振動が基準以下の場合でも日常生活に影響が出ている場合は、話し合いという形で苦情を伝えてみると良いかもしれません。

役所や警察への連絡は最終手段

役所や警察への連絡は最終手段

騒音・振動のレベルが基準を超えているのにも関わらず騒音対策を拒否してくる場合には、最終手段として役所に通告すると良いでしょう。

役所から業者側に騒音対策について通告をしてくれるため、もしも話し合いが難航した場合は役所側に仲裁をお願いすると良いでしょう。

また、警察については民事不介入ではありますが、現場に出向いて口頭で注意を行ってくれる可能性があります。

質問に答えるだけで解体費用相場がわかります
解体を検討している建物の種類はなんでしょうか?

\ 見積もり後のお断りも大丈夫 /

この記事のライター

解体エージェント 編集部

こんにちは、解体エージェント編集部です。「最適な解体業者との架け橋に」をコンセプトに、解体工事をトータルでサポートする解体エージェント。コラムでは、業者の選び方や工事前後の手続き、気になる解体工事の費用相場まで、解体工事にまつわる皆さまのさまざまな疑問にお答えします。解体工事の専門アドバイザーによる有益で信頼できる情報をお届けしますのでぜひ参考にしてください。

解体エージェントを使う理由

  • 業界10年のベテランアドバイザーがサポート
  • 丁寧な対応で業者とユーザーのトラブルを防げる
  • 遠隔でも大丈夫!工事完了まで立ち会いなしでも解体可能

よく読まれている記事

浄化槽の汲み取り料金の費用相場はいくら?解体工事前の浄化槽撤去作業や費用などについても紹介

2022年04月05日

住宅の解体工事を行う際には、解体工事の前に浄化槽の汲み取りが必要です。 汲み取りを行わないまま解体工事をしてしまうと溜まった生活排水が地下に流れ出てしまい、地下水や土などに悪影響を与えてし...

続きを読む

建材に含まれるアスベストの有無を築年数・築何年から調べる方法はありますか?

2022年04月05日

建物の解体を検討しているのですが、建材にアスベストが含まれていた場合は解体費用が高額になると聞いたため、アスベスト含有の有無を自分で調べる方法が知りたいです。 アスベスト含有の有無は建物の築年...

続きを読む

【プロが解説】駐車場解体の費用相場と解体工事の流れ

2021年04月23日

家屋の解体工事は一般の方でも何となくイメージできると思いますが、駐車場の解体工事となるとイメージできる方が少ないのではないでしょうか。 駐車場にはアスファルトやコンクリートで舗装されただけの...

続きを読む

03-5931-6749 平日 9:00~18:00 無料の解体一括見積もり