解体工事の際、神棚撤去のためのお祓いや魂抜きは必要でしょうか？

2022年06月27日　よくある質問

家の建て替えに伴う解体工事を行う予定です。

神棚も事前に動かす予定ですが、神棚を撤去する際には魂抜きやお祓いをした方が良いのでしょうか？また、神棚を新しいものにした方が良いのでしょうか？

神棚の魂抜き・お祓いについての明確な決まりはありません。
神棚の処分については必ず親族で相談を！

神棚の魂抜き・お祓いについての明確な決まりはありません。

基本的に魂抜きは必ず行わなければならないといった決まりはなく、ご自身や親族の信仰心によるところが大きいといわれています。

しかし神棚を神社などに依頼した場合や、魂抜きをしないで神棚を撤去することに抵抗がある方は、魂抜きを神社に依頼した方が良いでしょう。

神棚の魂抜き・お祓いに対する明確な決まりはない

神棚を動かす際に魂抜きやお祓いを受けるかどうかは、施主の判断になります。明確な決まりもないため、後悔しないための選択をすると良いでしょう。

魂抜きやお祓いをしないまま神棚を移動することに抵抗がある方は、神社に依頼をした方が後悔なく解体工事を進めることができます。

また、親族の中に信仰心の深い方がいる場合はその方の意見を仰ぐと良いかもしれません。

魂抜きを行う際の費用相場

魂抜きやお祓いにかかる費用は地域や神社によって異なるものの、約1〜5万円ほどといわれています。神社側に出張依頼をする場合は出張費などがかかる場合もあります。

魂抜きが済んだ神棚を処分する場合

魂抜きやお祓いが済んだ神棚は、そのまま神社側に処分を依頼することもできます。

また、不用品回収業者に回収を依頼したり、ご自身で粗大ゴミとしてゴミに出すことも可能です。

神社に神棚の処分を依頼する際は手数料として約5000〜1万円程度の費用がかかりますが、神社によって対応は異なります。

どのような方法であっても、事前に処分方法や手数料・処分料について確認するようにしてください。

神棚の処分については必ず親族で相談を！

神棚の処分をする際には、必ず家族の間で相談をするようにしましょう。

先述の通り、魂抜きやお祓いは必ず行わなくてはいけないという明確な決まりはありません。しかし自分だけの判断で勝手に処分してしまうと、親族間のトラブルにつながることもあります。

解体や建て替え工事を滞りなく進めるためにも、必ず親族と相談してから処分方法を決めるようにしてください。

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この記事のライター

解体エージェント編集部

こんにちは、解体エージェント編集部です。「最適な解体業者との架け橋に」をコンセプトに、解体工事をトータルでサポートする解体エージェント。コラムでは、業者の選び方や工事前後の手続き、気になる解体工事の費用相場まで、解体工事にまつわる皆さまのさまざまな疑問にお答えします。解体工事の専門アドバイザーによる有益で信頼できる情報をお届けしますのでぜひ参考にしてください。