解体工事を予定していますが、タンスを不用品回収に出し忘れてしまいました。
処分に困っているのですが、解体工事の際に発生する廃棄木材とともに解体工事業者が引き受けてくれるかを知りたいです。
目次
タンスやベッドなどの木製製品は、少量であれば解体工事で発生した木材と一緒に業者側が回収してくれることもあるようです。
通常の解体工事では、住宅に使用されている柱などの木材が大量に発生します。不用品がタンス1台など少量であればそこまで手間にならないことから、木材とともに廃棄してくれるケースが多いようです。
解体工事で発生した木材は産業廃棄物に分類され、家庭で発生した不要な木製製品については一般廃棄物として分類されます。
そのため、これらを一緒に廃棄すると、少量であっても産業廃棄物処理法違反に触れてしまうことがあります。
一般的な解体業者では一般廃棄物収集運搬業許可を保有していないことがほとんどのため、不用品回収を引き受けてしまうと法に抵触するおそれもあります。
しかし行政も黙認していることが多く、少量の不用品回収であればそこまで神経質になる必要はありません。
ただしあまりにも量が多い場合や複数の不用品回収を行った場合は、処分や罰則が科される場合もあります。
解体工事業者側が一般廃棄物収集運搬業許可を持っていれば、タンスなどの処分をした場合でも合法とみなされ、法に触れることはありません。
タンスなどの処分を業者側に依頼する際は、解体業者が一般廃棄物収集運搬業許可を保有しているかどうかを確かめておくと良いでしょう。
解体工事に伴い発生する不用品の処分方法には、解体業者に依頼する方法とご自身で処分する方法があります。
解体業者に依頼を行う場合は、発生した不用品を業者側が産業廃棄物と一緒に処理します。そのため、通常の解体工事費用のほかに産業廃棄物処理費用が加算されます。
自力で不用品の処理を行う場合は、リサイクルショップに持ち込むか、粗大ゴミとして処分すると良いでしょう。
撤去を依頼する際の残留物としてあげられるものは、生ゴミや紙製品・食器などの陶器や台所用品・家電製品などです。
不用品の処理方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
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