自宅の石垣の取り壊しを検討していますが、石積みに使用されている間知石の撤去を解体業者に依頼することはできるのでしょうか?
目次
間知石の撤去は解体業者でも対応可能です。
間知石の解体や撤去を行うには大型の重機が欠かせません。
解体業者は住宅の解体だけでなく、石積みに使用されている間知石などの外構部分の撤去や解体にも対応しています。
石積みに使用されている間知石とは、石垣や土留めに使用される建材です。
石積みされた後は四角い形状が正面に表れていますが、間知石自体は四角錘になります。
間知石には花崗岩などの石材を加工して作られたものや、コンクリート製のものがあります。
間知石の撤去に際し、状況によっては解体業者よりも土木業者や外構業者の方が適しているケースがあります。
解体後に土地の造成工事を予定している場合は、間知石の撤去を土木業者に依頼した方が良いでしょう。
間知石などを使用していた土地は周囲との高低差のある土地が多く、間知石を撤去した後で敷地内への盛り土や切り土を行うことがあります。
さらに間知石の代わりに新しい擁壁を作る場合もあることから造成工事が大掛かりになることも多いです。
そのため、公共工事のような大規模な工事に携わっている土木業者の方が適していることがあります。
解体後にブロック積による土留めなどを予定している場合は、外構業者の方が適していることがあります。
特に間知石ではなくブロック積みによる土留めで対応できるような高低差の場合には、外構業者に新しい土留めの計画と解体を同時に依頼をした方が良いでしょう。
また、間知石の撤去を外構工事と同じ業者に依頼することで、土地計画を一括で依頼することが可能です。
ただし間知石の解体や撤去には大型の重機が必要になることが多く、間知石の解体範囲が広い場合には対応が難しいケースもあります。
間知石の解体や撤去を行う場合には、業者を指定せずに相見積もりを取得するのがおすすめです。
石積みされている間知石の撤去は現場ごとに費用相場が異なり、間知石の種類や周辺環境によっても費用が異なります。
そのため、見積もりを依頼する際には必ず現地確認をお願いすると良いでしょう。
また、撤去の方法などの工事の内容が不明の場合には、撤去する範囲などの簡単な工事内容を伝えて複数の業者から相見積もりを取得することが大切です。
\ 見積もり後のお断りも大丈夫 /
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