解体工事の相見積もり中ですが、ガードマン費用が入っている業者と入っていない業者があります。解体工事にはガードマンは必ず必要でしょうか?
また必要な場合、どのようなケースで必要になるのでしょうか?
目次
道路使用許可をとっている場合はガードマンの配置が必要になります。
解体工事を行う際は、敷地内で工事を完了させることは難しく、道路の一部を使用する必要があります。
特に解体工事で使用する重機が道路にはみ出す可能性がある場合は道路交通法に定められている通り道路使用許可が必要です。
道路交通法における道路使用許可ではガードマンの設置が規定されているわけではありません。
しかし自治体の条例などによってガードマンや誘導員などの設置が義務付けられていることが多いため、事前に各自治体の規定を確認しておく必要があります。
道路使用許可とは道路上で作業を行う場合に必要な許可で、道路使用許可を取るためには管轄の警察署に申請する必要があります。
また、道路使用許可のほかにも道路占有許可や特殊車両通行許可などが必要になるケースもあります。
道路使用許可の申請は解体工事業者が行うことが一般的ですが、道路使用許可の申請には工事内容が記載された書類が必要です。
施主自身が道路使用許可を申請することもできますが、申請を行ってから許可が下りるまでに1週間から10日程度の時間がかかることが多いです。
そのため解体工事着工前に確実に許可を取得するためには2週間前には申請を行う必要があります。
ガードマン配置の有無で業者の安全管理意識がわかります。
解体工事中は騒音や振動のほかにも解体した廃材の飛散などさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
ガードマンを配置することで作業員の安全だけでなく、近隣住民や通行人などの安全を確保することが可能になります。
解体工事では、道路を使用するかどうかにかかわらず安全の確保のためにガードマンが配置されることが一般的です。
通行人や車両などへの安全対策のほか、ガードマンを配置することで近隣住民とのコミュニケーションも円滑になるため、トラブルの発生防止にも繋がります。
また、ガードマンを配置することで解体工事を行う作業員の安全も確保することができます。
解体工事に伴うガードマンの配置は一般的に業者の責任で行われていますが、施主の責任でもあるといわれています。
解体工事中の安全確保などは業者が責任を持って行う必要がありますが、解体工事中にはさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
特に近隣住民とのトラブル防止のためにも、施主自身が主体性をもって安全管理に関心を持つようにしましょう。
ガードマンは解体工事業者から警備会社へ依頼することが一般的ですが、警備会社からガードマン個人へ支払われる日当は1日あたり1万から1万5,000円程度が相場です。
解体工事の規模によって必要なガードマンの人数は異なりますが、1日あたりの日当×人数分が必要となります。
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